出版業界

2004年4月18日 日常
 出版業界で飯を食っている私ですが、気が付けば
編プロで働く人になっていました。まだまだ駆け出しなので、
先輩からいろいろ盗めるっていうのはよいと思ってます。
(というか、編プロの仕事しながらフリーランスも可能だし)

 さて、4月も半ばを過ぎましたが、我が社も新人を入れて
戦力拡大を狙ったのですが……、既にいません。ひとりは、
1週間後に音信不通、もうひとりは1日来ただけで、理由は
パパが社会保険ないところにいくなーっていうから、だそうでっす。
本日、朝、ようやくその分の遅れを取り戻せたので自宅に戻ってきた
わけですが……、別の本の構成考えたりしないといけんのでした。
月末にはもう1冊入ってくるので、それまでに形にして、いまの
本の原稿をあげて……、ああう。

 ええっと……。
 出版業界、ことライターは「文章」を書くということだけが
クローズアップされがちですが、取材、打ち合わせ、データ収集・
管理もお仕事です。どっちかっていうと、書いている時間よりも
これらのほうが多く、1冊を作るなかで「文章を書く時間」は2割も
ありません。(1割くらい?)なので、キーボードを打つだけの
仕事なんて思っている人は墜落していくわけですね。また、
座っていればお仕事が、なんていうこともありません。社内であって
も自分でもぎ取らないと放置されちゃいます。「この業界を見て
みたい」なんて簡単な気持ちだと、痛い目みます。覚悟完了をして
から……、たとえば、おうちに帰れない、48時間くらい不眠とか
自分が想像している状況×4くらいをイメージしておくと、ちょっと
だけショックが緩和されるかと。

 というか、けっこうPCを使うのでそれなりに用語がわかって、
ワード(お節介機能がジャマだけど)、エクセル、Winの操作は
滞りなくできたほうがよいです。必要ないようなことをいう人も
たまーにいますが、入稿はほとんどの場合でデジタルなので、
仕事道具として使いこなす必要があるのです。

 ということをつらつら書いて、お仕事お仕事。

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