04月12日付 朝日新聞の報道「国民年金加入者、自営業者は2割切る 社会保険庁調べ」へのコメント:

 支払ったところで戻ってくる気配が微塵もなく、低所得者ほど
負担が大きい国民年金に加入する気など出ようはずもない。私も
自営業的な立場にあるので、無論、老いたときを考えもするが、
年金でどうにかなるかと思うとまずダメだと思う。なにしろ、
年金を受けられるようになる年齢が引き上げするだとか、もらえ
る金額も雀の涙とあっては、ともうダメ。自営業の加入が2割と
いうのは、うなずけることで、基本的に「その日暮らし」だから
当然、加入して支払うだけでも大きな負担である。筆者にしたって
月収約17万円前後の生活だ。(まだ、フリーランスではよいほう?
仕事柄、50歳くらいで死にそうだし……)
 加入してもいいかなと思えないというのが、自営業者が離れている
大きな原因じゃないだろうか。まず、第一に負担額が均一であること。
これが痛い。所得に関係なく(一応、半額、全額免除はあるが)、
一定なのであれは高所得者になればなるほど、負担は少なくなる。
所得に応じて変動させるタイプにしたほうがいいと思う。先日も、
社会保険庁からお取り立ての電話を貰ったが、
「支払うと生活が苦しくなります」
「みなさん、払っていますが……」
「では、月1万5千円を支払うとしましょう。私の食費1ヶ月分に
相当し、月収の約10%を失うことになります。これに加えて、
家賃・公共料金などを支払っていくと生活が困難になります。
また、取材費などを出すことも不可能になって、最終的には
破産してしまいます。こういった点も加味して頂いているので
しょうか? 自営業って固定収入ではないので、最悪の場合、
インカムのない月もあるのですけど?」
「しかしですね、半額免除ということになっておりますので……」
「日の労働時間20時間。これをほぼ毎日。さて、私は50歳まで
生きていられるでしょうか? 生きていられるとは思っていない
ので、支払う気は毛頭ありません」
「そうですか」
 といった感じに断った。正直、生きていられる気はしない。
どこか企業の積み立て系に支払っておくのがよさそうだが、そこが
つぶれたらどうなるのかななど調べていないこともあるので、
なかなか踏み出せないのが実情。一番いいのは、地道に貯蓄して
いくことなのかもしれない。

 というか、ある程度の年齢になったらインドネシアだとか通貨価値が
極端に違うところでひっそりと余生を過ごせば……、寿命がくるまで
普通に過ごせそうなものだ。
04月11日付 日刊スポーツの報道「不景気で本売れない…図書館本にも補償金」へのコメント:


 雑誌、書籍が売れなくなっている……、というの
は前世紀から言われていること。ひとつに若年層の本離れ、雑誌
よりも速く大量の情報を入手できるインターネットなどがおもな
要因とされている。端的な例にして、もっともよく言われている
ことだが、正直な話、ただ単に面白くないだけじゃないかと思う。
デジタルばかりになろうともデジタルは電気がなくてはダメで、
もしものときにはアナログというケースは多いし、好き勝手な体
勢で読めるという点はいまだに優勢なはずだ。つまり、販売数が
減少傾向にあるのは、

・若年層の読者離れ
・コンテンツの手抜きっぷり
・マーケティング不足

 じゃないかと思う。今回のニュースであれば「補償金」を出す
といっているが、銀行と同じく堕落させるだけじゃないだろうか。
補償対象外のジャンルの本は、必死である。版元、編プロともに
綱渡りに等しい。当然、その背景には「本が売れない→制作費を
減らす→編プロ/ライター/デザイナーへのギャラ減少→体力不足
→人手不足」という図式も存在する。ただ、この業界、斜陽斜陽
と言われていながらも、志望者が多いのも事実。大半の版元は現
状維持ために若手を取らない傾向が強くなっているが、シビアな
体調管理を余儀なくされる業界ゆえ、ご老体ばかりでは先々不安
になる。一部は打開策というか、先見にて若い人と取っているが、
なかなか残れる人は出てこないもので、どこも厳しいようだ。
すっかり論議が変わってしまったが、夢をつかむのは比較的容易。
その後が肝心だと……、気づくか気づかないかの差じゃないだろ
うか。と、その渦の中にいる人は思ったのだった。

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